【狂人のテーマ】~舞台俳優、松崎史也さんから学ぶこと~
こんばんは。前回のテーマから更新が開いてしまい申し訳ございません。
今回は第五のテーマということで、第五話まできてしまいました。初めは、人狼を広めようと人狼ゲームの楽しさを伝えるために書き始めたこのコラムですが、第五話まできてしまうとなんとも嬉しい気分ですね。
前回のテーマで松崎史也さんという俳優の話をしましたが、2015年7月30日よりWORLDという舞台が始まります。非常に興味深い作品です。
詳細は載せられませんが、もし気になる方がいれば「舞台WORLD」から探してみて下さいね。
では、本日のテーマ【狂人のテーマ】です。
狂人は人狼の仲間であり占い師や霊媒師のように誰かの正体がわかるような能力はありません。しかし、狂人という立場を利用し、巧みな嘘で周りの人間を騙してくる役割になってきます。役割といっても台本があるわけではなく、その時の話し合いやシーンによって狂人は占い師、霊媒師をのっとることができるのです。
この話は本当にあった狂人のシーンです。
人狼TLPTでお馴染みの医師マドック(松崎史也さん)が将棋棋士の中で初めて人狼をした時に狂人=多重人格という役職をひいていました。
その時の会話を参考にしてみます。多重人格ではなく狂人としてここでは説明していきます。
占い師であることをカミングアウトした中田棋士が現状では一人目の占い師であることが確定した時、
【一日目】
中田〈占い師〉「私が占い師です」
医師マドック〈狂人〉「現段階で、中田〈占い師〉に投票する理由はない、一人しかいない以上とりあえずは占い師として進めていこう」
人狼「狂人が霊媒師としてでるメリットが狼が二人の場合は低いので欠けている可能性がある。」
【二日目】
医師マドック〈狂人〉「私が本物の占い師だ。中田棋士を狂人だと知ったからこそ、人狼に中田棋士を襲わせようと思い一日目に潜伏していた。自分が人間と知っているものが疑われているのを見て危機を感じたので出てきた」
中田〈占い師〉「私の中では分かりました(医師マドックが狂人か人狼のどちらかということ)」
このように、医師マドックは一日目に潜伏をし二日目に他の人間が疑われていることの危機を感じて出てきたという嘘をついて見事に狂人としての役割を果たしたと思います。しかし、この話には続きがあり、上手く狂人の役割を果たしたマドックですが、本当の占い師中田棋士に人狼を見つけられてしまい、人狼陣営はあっけなく負けてしまうのです。この続きは次回のテーマで
本日も、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
次回のテーマは【人狼ゲームの難しさ】
本日も素敵な一日をお過ごしください。H.y